今秋なんて無理

ボクシング 亀田興毅 今秋大勝負
ボクシングWBA世界フライ級1位で指名挑戦者の亀田興毅(亀田ジム)に動きがあった。二階級制覇を目指し、7月に予定していた暫定王座戦を狙っていたものの、実現には至らず。となれば王者デンカオセーン・カオウィチットとの指名試合しか残されていない。果たしてWBAの下した判断は。

 興毅は4月7日の時点で指名挑戦者となり、デンカオセーンとの年内タイトル戦は確実なものになっていた。
 だが、王者側のマネジャー二重契約問題が未解決のままとされており(当時)、日本での交渉窓口が遺恨が生じている協栄ジムの金平桂一郎会長だったため、亀田陣営は暫定王座戦にシフトチェンジ。7月25日にメキシコで同級10位のオマール・サラドとの暫定戦をWBAに申請していた。
 ところが最近になって中止になったことが報道された。
 WBAは7月に予定していた暫定戦について「確かに我々は亀田興毅とオマール・サラドから暫定王座戦の要請を受けました。施行についてはタイトルマッチ管理委員会で検討されますが、(暫定戦を行うに)ふさわしい理由がない限り、WBAがこの試合を暫定戦と承認することはないです」との見解を示した。

 ケガなどの特別な理由でデンカオセーンがタイトルマッチが行えない状況になった場合のみ、暫定戦は承認されるという。
 デンカオセーンといえば、現在二重契約問題も解決済みで、防衛戦の障害となるようなものは何ひとつない。
 では、亀田とデンカオセーンとのタイトル戦の行方はどうなるのだろうか。
 WBAは「WBAのルールに基づき、2009年7月31日にタイトル戦の交渉は開始されるでしょう。交渉が両者の希望に添えなかった場合は、WBA立会いのもと、入札により日付とプロモーターを決議します」
 つまり、あと16日後にはタイトルマッチに向けて両陣営とも交渉を開始するという。
 亀田ジムの五十嵐紀行会長は現在の交渉状況について「特別まだ何もないです」とあらためて否定。
 その一方で、今後の交渉の可能性について「無きにしもあらず。お互いにタイミングを見てですね。王者の防衛期限もありますからね」(五十嵐会長)と含みを持たせた。
 原則ではデンカオセーンは9月31日までに興毅との指名試合をこなさなければならない。それだけに王者サイドとすれば「一刻も早く交渉を始めてたい」というのが思惑だろう。
 06年12月以来、およそ2年半ぶりの世界挑戦へ。デンカオセーンとの“頂上対決”は交渉がまとまり次第、今秋にも実現しそうだ。

 長谷川穂積の圧勝に日本列島が湧く中、存在をアピールしたい亀が御用記者に書かせた記事ですね。例によって記者が取材したわけではなく、亀の言い分だけを書いている。
WBAの公式ページにコンセプシオンv.s.サラドの暫定王座決定戦の決定が発表されて、タイではマネージャーのニワット氏の口から非公式ながらデンカオセーンv.s.大久保雅史が発表されて、一人蚊帳の外の亀一号。この記事のように今秋にも実現なんて話は全く現実味がない。
 9/31までに指名試合をこなさなければならないなんていうのは、もう古い情報。暫定王座設置を条件に指名試合の期限はのびているし、暫定王座が設置されれば基本的に正規王者と暫定王者との統一戦が優先されるため、亀一号の指名挑戦者が消滅する可能性がある。そうなれば、ただの挑戦者のひとりにしか過ぎないわけで、入札とかいっても虚しいだけだ。
 バンコク愚連隊さんのブログバンコクから愛を込めないで (ボクシング情熱編)記事によれば、亀側からの接触はまったくないとのこと。まあ、金平会長が絡んでいるから、交渉できない、暫定を作れと言っていたわけだから、没交渉なのは当たり前といえば当たり前なんだけど。亀側はそんなことはきれいさっぱり忘れているようですが。
 

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