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プロゴルファー相手に挑発ってバカか

和毅 衝撃日本デビュー
亀田3兄弟の三男・亀田和毅改め、トモキ・エルメヒカニート・カメダ(17)=亀田=が日本初戦を2回1分33秒KO勝利で飾った。1回から優勢に進め、2回、圧巻の左ボディー2発でアドリアン・ラミレス(20)=メキシコ=を沈めた。メキシコデビューから中16日の強行軍でも疲れは一切なし。同じ17歳のゴルフ・石川遼に対して「人気では勝たれへんけど、オレの方が強い」と亀田節をさく裂させた。メーンに登場した次男・大毅(19)=亀田=は、元ミニマム級世界王者を相手に3回1分32秒KO勝ちで、再起2戦目を飾った。
 トモキは、リングネーム「トモキ・エルメヒカニート・カメダ」で登場した。メキシコでのニックネームで「メキシコの少年」を意味する「メヒカニート」をミドルネームとして入れた。「(メキシコでの)デビュー前から何にしようか考えていたんや。ええやろ? もちろん今後もこの名前でやるで」と語った。リングネームを変更するためにのJBC(日本ボクシングコミッション)への届け出も済ませている。
◆左リードでプレッシャー
 狙っていた。手応えがあった。コーナーに詰めて左ボディー2発。脇腹にスピードの乗ったパンチを放つと、対戦相手はうずくまり、立ち上がることができなかった。
 「まあまあできたな。うれしいけど、もうちょっと長くやりたかったけどな。こればっかりはしゃあない。立ち上がってきたら20連打やろうと思っていたのにな。でも、相手のパンチは1発ももらってないで」
 ゴングと同時に頭を振り、素早い左ジャブを突いて、プレッシャーをかけ続けた。ガードを固めて前に出る長男・興毅、次男・大毅とは違うトモキスタイル。「緊張せえへんかった。デビュー戦より良かったと思うで。オレは好きな試合や」。日本初戦を予告通りのKOで飾り、四方の客席に向かって頭を下げた。歓声が起こると、トモキは安堵(あんど)の表情をみせた。
◆トランクスもメキシコ風
 メキシカンになりきっていた。華やかなソンブレロと、国旗をあしらった緑、白、赤のトランクス。心身ともに成長させてくれたメキシコに、特別な思いがある。「オレはメキシコ好きやしな。このカラーでいこうかなと。そんな感じや。メキシカンや」。ちゃめっ気たっぷり笑った。
 ボクシング界を背負うであろう怖いもの知らずの17歳。ジャンルは違うものの、同い年の石川遼クンの活躍は耳に入ってくる。
 「ゴルフはメジャーやもんな。オレがボクシングで世界王者になっても、3階級王者になってもアイツには人気で勝たれへん。ゴルフは金持ちのスポーツやしな。でも負けてないで。オレの方が強いやろ。リング上がって来いって」
 ヤンチャ顔で“トモキ節”をさく裂させた。「テレビで見たりせえへん」と言いつつも、遼クンは気になる存在のようだった。
 日本初戦終えたメヒカニートは、家族で年を越した後、再び主戦場であるメキシコへ飛び立つ。 (森合正範)

上二人はまだボクサーを挑発していたけど、こいつはボクサーでもない石川遼を挑発している(笑い) まあこれだったら間違ってもマッチメイクされんからね。逃犬と言われることもないか。年が明けると紅白に出場した大橋のぞみの姿を見て「オレのほうが強いやろ。リングに上がって来いって」なんて言いそう。
 噛ませ相手に二戦しただけの海の物とも山の物ともつかないやつと、ツアーに一年間参戦して結果を出した石川遼と比較することがナンセンス。

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