特例亀田和毅“書類選考”で国内プロデビュー

亀田和毅“書類選考”で国内プロデビュー
亀田3兄弟の三男・和毅(17=亀田)が、日本でプロデビューすることが決まった。次男の大毅(19=同)がメーンを務める12月8日の興行(栃木県立県南体育館)で、バンタム級4回戦に出場。通算3勝2KOのアドリアン・ラミレス(20=メキシコ)と対戦する。
 和毅は21日にメキシコシティーで行われたプロデビュー戦の4回戦で2回KO勝ちした。メキシコではプロモーターと契約を結べばプロとして活動できるが、日本ではボクサーライセンスが必要のため、今回は日本ボクシングコミッション(JBC)が和毅のメキシコでのアマ戦績(27勝10KO1敗1分け)を考慮。通常のアマ5勝以上の規定に沿って、書類手続きだけでライセンス取得が可能となった。JBC関係者によると、海外のアマ戦績を考慮してのライセンス交付は「記憶にない」という。
 今後はメキシコで国内タイトル獲得を目指し、日本での試合は今回限りとなる予定。和毅はデビュー戦に備え12月3日に帰国予定で、メキシコ仕込みの実力を日本のリングで披露するつもりだ。

 言うなれば裏口入学ですね、これは。確かにアマで5勝以上あげた選手はC級ライセンスをプロテスト免除で取得できるという規定はあるが、日本アマチュアボクシング連盟の成績証明が必要なはず。自称の戦績でいいのならば誰でもプロテストなしでライセンスの取得が出来てしまう。亀3号が出場したボクシング大会は、喧伝されているようにアマチュアボクシング最高峰の大会などではなく、限りなく草ボクシングに近い代物。だから、抗議によって判定が覆ったり、アマチュアではあり得ない無効試合なんて言うのも出てくる。
 これは亀田だけの特例なのか。だとしたらなぜ亀田だけ特例が適用されるのか。辰吉の網膜剥離の特例は、辰吉が元世界チャンピオンだったから。同様に亀田ジム認可の特例も亀1号が元世界チャンピオンだったから。だが、亀3号は知名度はあるかも知れないが、ただのニューカマーに過ぎないのだから、特例を適用するのはおかしいし、プロデビューを目指して一生懸命トレーニングに励んでいる練習生の皆さんに失礼だろう。
 ニューヨークですし職人として働くかたわら、アマチュアボクサーとして闘い、ゴールデングローブ(メキシコのバッタもんではなく、世界王者を何人も輩出しているNYゴールデングローブ大会)でベスト4に入った日本人がいる。残念ながら年齢的なこともあって、今年の3月で引退されたようだが、この方が日本でのプロ入りをしようとした場合、亀3号と同様にプロテスト免除を認めるのだろうか。
 亀3号の参戦が急遽決まったというのは、チケットの売れ行きがよろしくないのではないか。プロモーターは18古河になっているが、名義貸しで実際のプロモーターは亀田ジムだしね。
 内藤のスパーリングパートナーに亀2号が名乗りをあげたりと、いろいろ話題作りをしても、取り上げてくれるのは御用新聞のみだしね。亀1号はWBAやWBCにとらわれず、IBFやWBOのタイトルも狙うなんて発言しているが、これはJBCの方針に反すること。JBCの現在の「WBAとWBC以外は認めない」という方針が正しいとは思わないけれど、JBCの方針に逆らうのであれば、JBCを脱退して海外に移籍するなどという手段が不可欠になる。まあ、そんなことをすれば国内での興行は打てなくなるからやらないだろうけど。以前にも他団体のタイトルを狙うと報道されて全否定したことがあるけれど。ただドネアが返上するIBFの王座決定戦の話はあるようだが。亀1号にこういった話が舞い込むのは、別に、海外のプロモーターが亀1号にチャンピオンベルトをプレゼントしようと思っているのではなく、亀1号なら自分の傘下の選手が確実に勝てるとにらんでいるからだ。あわよくばジャパンマネーの恩恵にもあずかれるわけだしね。

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