穢れた力士は土俵に上がるべきではない

理事長、露鵬&白露山の出場容認/大相撲
日本相撲協会・北の湖理事長(55)=元横綱=は5日、協会による抜き打ちの尿検査で大麻に陽性反応を示した幕内露鵬(28)、十両白露山(26)の秋場所(14日初日、両国国技館)出場について、容認する見解を明らかにした。8日にも判明する精密検査の結果にかかわらず、検査を新たにやり直す方針で、最終結論が出るまで問題はないと判断したが、横綱審議委員会・内館牧子委員(59)=脚本家=は異論をとなえた。
 大麻に陽性反応を示した力士が、国技館の神聖な土俵に立つ。北の湖理事長が“グレー力士”の本場所出場を容認した。
 北の湖部屋所属の白露山の師匠でもある同理事長は「秋場所の出場? 構わない。出すつもりでけいこをさせている」と平然と言い切った。返す刀で、「何がいけないの。どこかおかしい」と、取り囲んだ報道陣をにらみつけた。
 この日は東京・両国国技館で行われた横綱審議委員会(横審)のけいこ総見が行われ、各委員が出席。石橋義夫前委員長(82)は、展開次第では協会幹部の責任を問う世論が予想されることに「そういう声が出るのは当然だと思う」としたなか、“グレー力士”の出場を問題なしとしたのだ。
 協会や警視庁の任意の事情聴取で大麻使用を全面否定している露鵬、白露山兄弟の検体は、4日に都内の三菱化学メディエンスに送られた。早ければ8日にも結果が判明する見通しだが、北の湖理事長は「本人は絶対にやっていないと言うんだから、同じ検体を使って別のところでやる方法もある」と検査を新たにやり直す意向を固めている。

 三菱化学メディエンスは、世界反ドーピング(禁止薬物使用)機関(WADA)から国内で唯一の公認を受けている検査機関だが、そこで出される最終的な結果にも満足できないという意味にもとれる。
 今後は、国内の別の検査機関、病院などに2人の検体を持ち込んで再び検査をさせる方針で「ドーピングじゃない、違法(行為)だから徹底的にやった方がいい。(露鵬が使用した)鎮痛剤など、いろいろな成分もある。警察に見てもらっても構わない」とした。
 弟子の無実を証明したい“親心”は理解できるが、これでは最終的な結果がいつでるのか、予測不能な状態に陥ってしまう。
 これに反発したのが、横審の内館委員だ。「エッ、本当! それじゃ精密検査の意味がない。シロ(無実)になるまでやるってことかしら」と、理事長の独自の論理にあきれ顔。「精密検査の結果が陽性であれ陰性であれ、簡易検査で(2人合計で)5度も陽性反応が出た結果を厳粛に受け止めるべき。情緒に流されている場合ではない」と切り捨てた。
 北の湖理事長の押し相撲。“両国の常識”で押して、押して、押し通す。

 相撲は神事でもあるわけだから、穢れた力士を土俵に上げることは許されない。神事ではないと言うのなら、今すぐに土俵に女性を上げろ。
 そんなこともわからない(知らない)人間が理事長をやっているなんて呆れてものが言えない。

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