ヒールを決めるのはファンの側

興毅ヒール卒業「立派な人になりたい」
ボクシングのWBA世界フライ級1位・亀田興毅(21)が“優等生”に大変身した。23日、興毅は成田着の航空機で遠征先のメキシコから帰国。現地12日に2回KOでメキシコデビューを飾り、8月11日には「亀田ジム」が誕生する予定で、新ジム設立にあたって優等生発言をした。今後はチャリティーボクシングや、ちびっ子ボクシングなどに積極的に参加していくことを明言し、新生亀田をアピールした。
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 衝撃的なメキシコデビューを飾り、約2カ月ぶりに日本の地を踏んだ興毅は、まるで別人だった。メキシコ遠征について「いい勉強になった。人とのつながりの大切さが分かった。これからは立派な人になりたい」と神妙な面持ちで精神的な成長を語り、今後の自身のあり方に言及した。
 「ちびっ子ボクシングとかチャリティーボクシングとかに積極的に参加したい。メキシコはちびっ子ボクシングが盛んで、そこから選手が育っていく。日本もそうなってくれればうれしい」と現地での体験談を交え、ボクシング協会主催イベントに自らの意思で参加する方針を打ち出した。
 「亀田ジム」は8月11日の東日本協会理事会で承認され、亀田家は正式に同協会員となる。興毅はこれまで「ヒール(悪役)」のイメージが強かったが、これを機に変身を遂げる。ジム設立にあたって推薦人となったワタナベジムの渡辺均会長への恩返しであり、自身へのケジメでもある。
 渡辺会長が提案していた日本人対決にも前向き。「フライ級のチャンピオンは2人とも日本人やからチャンスがあれば挑戦したい。ベルトを持ってる選手に挑戦したい。年内にベルトを巻きたい」と意気込んだ。
 次戦は8月30日にメキシコのリングに上がる予定で、しばらくは日本で調整を続ける。「今回メキシコは長かった。今はすしとか冷麺が食べたい。次の試合があるから休まずに練習をしていく」と、言葉に力を込めた。

ヒールの役割はあるけれど、実際にヒールかどうかを決めるのはお客であってレスラー本人ではない。べービーフェースを気取っていても受け入れられずにヒール扱いされることもあるし、ヒールであってもベビーフェース扱いされることもある。亀田の場合本人たちはヒールを演じていたわけではなく、ベビーフェイスのつもりだったはずだ。ヒール扱いしたのはボクシングファンの側で亀田がヒールを卒業なんていっても無理な話。亀田はこれからもずっとヒール扱いされ続けるのだ。
どれだけ亀田が神妙な面持ちで精神的な成長を語ろうとも、 亀田のこのような態度や言動がパフォーマンスの一環に過ぎないことは謝罪会見後の言動や行動によってボクシングファンは知ってしまっている。亀田ジム設立までのものであり、ジムが設立されれば、元の傍若無人に戻ることは明らかである。
 日本で調整を続けるというけれど、どこで練習をするのか。葛飾での練習禁止は現在も生きているのではないか。

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