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この新種の恐竜はティラノサウルス・レックスから隠れることはできない

新種の草食恐竜の化石、メキシコで発見=学者 | Excite エキサイト[Rincon Colorado(メキシコ) 24日 ロイター] 古生物学者たちが、7200万年前にメキシコの海岸地帯に生息していた、新種の草食恐竜につながる証拠を発見したと発表した。
 この新種の恐竜は、首周りに大きなフリルを持ち、頭部には3本の大きな角を持っていたと考えられており、体長は地上に生息した動物の中で最大の頭部を持っていたとして知られるトリケラトプスより若干小さい約7メートル。ただ角の長さは0.9メートルと、トリケラトプスのものとほぼ同じサイズだという。
 この新種が見つかったメキシコのCahuila砂漠にはかつて海が広がっており、沿岸にはさまざまな種類の恐竜が、ティラノサウルス・レックスから隠れるように生息していた。
 メキシコの学者とともに今回の調査に携わった米国のユタ自然史博物館のスコット・サンプソン氏によると、この恐竜の学名の発表は年末になる見通し。

 ティラノサウルス・レックスは中生代白亜紀末マーストリヒト期(6800~6500万年前)に生息していたから、この新種の角竜が生息していた7200万年前とは時代が合わないので、残念ながら、ティラノサウルス・レックスから隠れるように生息することはできない。この時代のティラノサウルス科だとアルバートサウルス、ダスプレトサウルスあたりだろうか。もっとも、ダスプレトサウルスはティラノサウルス属に属するティラノサウルス・トロススであるという説もあるが、もし、そうだとしてもティラノサウルス・レックスではない。

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