朝日ソノラマが解散

<出版社>朝日ソノラマが9月に解散
 子供の頃にはソノシートでお世話になり、長じてからはSFでお世話になっただけに、解散は大変寂しい。
 新人作家の登竜門的な感じもあって、夢枕獏や菊地秀行なども、ソノラマ文庫でシリーズ物を量産することによって人気作家になっていったと思う。「キマイラ」シリーズ、「クラッシャージョウ」シリーズ、「エイリアン」シリーズなどは大人の鑑賞にも耐える立派なSFだったんだけどねえ。雑誌では「宇宙船」が好きだった。特撮専門誌なんていかにも売れそうにないけれど、25年間も発行し続けたんだから、これは無茶苦茶偉いことだ。
 親会社である朝日新聞が出版物を引き継ぐそうだけれど、雑誌のいくつかはすぐに休刊になるだろうな。なんたって朝日新聞なんだから。解散の理由のひとつが社員の高齢化だから、ソノラマの社員が朝日新聞に移ることはないだろうからね。

<出版社>朝日ソノラマが9月に解散 [ 06月21日 19時56分 ]
毎日新聞社
 ソノシート付きの雑誌で60年代に一世を風靡(ふうび)した出版社、朝日ソノラマ(本社・東京都中央区、飯田隆社長)が9月末、経営難から解散することが決まった。出版物は親会社の朝日新聞社に引き継がれる。21日、両社が都内で記者会見を開き、発表した。
 朝日ソノラマは1959年創業。同年、日本初の“音の出る”ニュース雑誌「月刊朝日ソノラマ」を創刊。浩宮さま(現・皇太子殿下)誕生時の産声などをスクープして話題を呼んだ。「鉄腕アトム」などテレビアニメの主題歌と漫画を組み合わせた商品で人気を博したが、徐々に経営が悪化。ソノシート付き商品も89年で姿を消した。70年代と90年代の2度の経営危機が尾を引き、自力での再建を断念した。約16億円の債務超過は朝日新聞社が肩代わりする。
 飯田社長は「時代の流れに抗しきれず決断した。今は書籍にCDやDVDが付く時代だが、先駆的役割を果たしたのがソノシート付き雑誌だったと思う」と話した。

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