亀田興毅また超える、次は何を超える?

亀田興毅、8.2世界戦で“ディープインパクト”を超える!

 8月2日に「WBA世界ライトフライ級王座決定戦 亀田伝説 夢の始まり[1章]」(横浜アリーナ)に挑む“浪速の闘拳”亀田興毅が25日、都内協栄ジムで最終スパーリングを公開。「コンディションはええよ。今までで一番ええ」との言葉どおり、初の世界戦へ向け好調をアピールした。
 前日のスパーリングで実質的な追い込みは終えたということで、この日のスパーリングでは、軽めの2ラウンドをこなしただけ。それでも、時折見せる絶妙のカウンター、そして距離を詰めての右ボディ、左ショートアッパーでスパーリング相手を終始圧倒した。懸念される減量に関しては「飯も普通に食べてるし、逆に、早く落ちすぎないようにセーブしてる。明日タイトルマッチでもいいくらいや」と不安はまったく見せない。
 また、この日来日した対戦相手のファン・ランダエタについては、「普通のボクサー。がんばってオレを倒しにきたらええ」と意に介せず。練習を見守った協栄ジム金平桂一郎会長も「距離を詰めて、接近戦になったらランダエダは何もできない」と絶対の自信を見せる。
 11戦10勝10KOという成績で世界戦までたどり着いた興毅は、「衝撃やで、フライ級驚異のレコードや。ディープインパクト? 話にならんで」 と、昨年末に直接対面したという史上最強の競走馬を引き合いに出し、「今までの世界戦にない試合を見せる。“ディープインパクト”残すで」と息巻いた。
「まだまだこれから。ここが終わりちゃう。ここからがスタートやで」。二男・大毅、三男・和毅との兄弟そろっての“3大世界タイトルマッチ”という夢を掲げる興毅にとって、8.2は夢の始まりに過ぎない。

 亀田の提灯記事でよく見かけるのが、このXXXXを超えたというやつで、今までにもファイティング原田、輪島功一、具志堅用高、マイク・タイソンなどが亀田に超えられたのだが、ついに超える対象がボクサーや人間ではなく、競走馬のディープインパクトになったのではお笑いである。
 ディープインパクトは日本国内の強豪馬と対戦し、11戦10勝G15勝という成績を上げた名馬である。一方、亀田は競馬で言えば、未勝利馬相手のレースを繰り返しているようなものだ。どこがディープインパクトを超えたのだろうか。「俺のモノは馬並み」というのであれば、また別の話だろうが、亀田のような小躯ではそれも無理だろう。
 11戦10KOなんて記録は別に驚異のレコードでも何でもない。世界にはざらにある記録である。元バンタム級世界チャンピオンカルロス・サラテの生涯成績70戦66勝(63KO)4敗というような記録なら凄いと思うけれど。こんな記録の前には11戦10KOなんてのはゴミに等しい。ましてや内容が全く伴っていないのだ。
 果たして亀田は次は何を超えるのか。長嶋茂雄や王貞治を超えるのか。はたまた鉄人衣笠祥雄か。ひょっとしたらQちゃん高橋尚子か。双葉山、大鵬も超えられてしまうのか。スポーツ選手だけではなく、芸能人、政治家、学者、日本の著名人が全て亀田に超えられるのも近い。「亀田、クレバーなボクシング、東大卒女優菊川怜を超えた!」とか、「亀田、右の使い方が絶妙、加藤鷹を超えた!」とか。くれぐれも「亀田、3分間保たず、ウルトラマンを超える」てな具合にはならないで欲しいものだ。

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