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亀田、KO賞&新鋭賞を拒否!

亀田、KO賞&新鋭賞を拒否!
   WBA、WBC世界フライ級8位の亀田興毅(19=協栄)の「一番」へのこだわりが前代未聞の騒動を巻き起こした。年間表彰選考会が16日、都内で行われ、亀田はKO賞、新鋭賞の2部門で選出された。ところが本人が「最優秀選手(MVP)以外はいらん」と発言。受賞辞退を示唆した。日本ボクシングコミッション(JBC)は辞退を認めない方針で、2つの賞が宙に浮いたままになった。MVPはWBC世界バンタム級王者長谷川穂積(25=千里馬神戸)が初選出された。
 亀田流がボクシング界の伝統さえも蹴散らした。05年は4戦全勝4KO。東洋太平洋王座を獲得し、世界ランクのトップ10入りを果たした。堂々のKO賞、新鋭賞のダブル受賞。しかし、亀田の反応は意外だった。「MVP以外は意味ない。KO賞? いつも言うてるやん。亀田とKOはセットやって。あらためて認められる必要はないねん」。あっさり辞退を表明した。
 年間表彰は半世紀以上の伝統を誇る。歴史的にもMVPは常に現役世界王者が受賞してきた。しかし、そんな業界の常識は亀田には通用しなかった。世界のベルトはまだ手にしていないが、今年は業界の新星としてボクシング界を盛り上げてきた自負がある。派手なKOで元世界王者2人を倒して世界レベルの実力も実証した。受賞辞退には亀田流の理由があった。
 業界の厳しい風当たりも覚悟している。今回の辞退が来年の選考に影響を及ぼす可能性もある。しかし、「MVPをもらえなくなってもかまへん」とも断言する。もともと賞には興味はない。欲しいのは「一番」の証しだけだ。所属する協栄ジムの金平会長も「興毅君の気持ちを考えれば、辞退でいいんじゃないですか」と亀田の意向を尊重する方針を示唆した。
 もっとも表彰を実施するJBC側は憤慨した。過去に辞退を認めた前例はない。小島茂事務局長は「理由は何であれ、亀田選手に2つも賞を選んだ方々に失礼。辞退は絶対に認められません。本人が出席しなくても代理に賞状と記念品を手渡します」。辞退の申し出があった場合、協栄ジムに対して来年1月の授賞式に代理人を立てるよう要請する方針だ。
 このままでは伝統の2つの賞が宙に浮いてしまう。前代未聞の受賞辞退はしばらく後を引きそうだが、亀田は意に介していない。来年3月8日に東京・両国国技館でプロ10戦目(相手未定)が内定した。秋には指名試合での世界挑戦を目指す。あくまで自分の力で「一番」を奪い取る決意だ。(日刊スポーツ)

 たかだか9戦しかしていないグリーンボーイが何を生意気なことを言っているんだろう。偉そうなことは真剣勝負で日本人選手に勝ってから言えっていうの。JBCの意向に従えないのなら、日本を離れて海外にでも行けばいい。タイに行けば大好きなタイ人とばかり試合ができるからいいのではないのか。ローカルな世界タイトルもあるしさ。

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